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サーバー仮想化への道(3):Proxmox VE

vSphere EXSiをフォーマットした物理サーバーへ、次に導入したのはProxmox VEという仮想化プラットフォームです。(作業は昨年11月頃に行いました)Proxmox VEは弊社のセブにある関連会社で5年前から利用しており、国慶節休みでセブオフィスを訪問した際に、インストールイメージを入手しておりました。

Proxmox VEもUSB接続のDVD ROMドライブから容易にインストールできました。また、使い方はざっくりとセブのオフィスで習得していたので、ゲストOSの導入も簡単でした。Proxmox VEは、無料にしては優れたGUI管理画面をウェブ接続で提供しています。CPUなどのハードウェアの設定も容易ですし、ゲストOSのスナップショットをバックアップする機能も標準で持っています。但し、外付けUSB HDDを利用するには、Linux画面での作業が必要で、これはリモートでセブの技術者にやってもらいました。

Proxmox VEは、1つの会社に複数の物理サーバーによるProxmox環境を設置しても、それぞれのサーバーの管理画面へはIPアドレス+ポート番号のURLでアクセスするので、複数のProxmox環境があっても容易にアクセスできます。

但し、いくつかの問題を感じました。まず、物理サーバーの資源をけっこう食うようです。試した3つの仮想環境の中では、いちばん重いと感じました。ゲストOSが重いので、メモリやCPUのCoreを増やしても、目に見えるようなパフォーマンスの改善がありませんでした。それと、止まっているゲストOSを起動する時が不安定で、管理画面から何度もStartボタンを押す必要があったり、起動中のゲストOSが勝手に終了してしまったり、という事が頻繁にありました。ログインした後のゲストOSが勝手に終了する事はありませんでしたが。。。

Proxmox VEを4ヶ月ほど運用してわかったメリットとデメリットを列挙します。まずはメリットから。
1)インストールと初期設定が簡単。
2)ウェブ版の管理画面はGUIが装備されマルチ言語化されており使いやすい。
3)USBデバイスを使える。(但しLinux画面でマニュアル設定が必要)
4)バックアップ機能の設定も管理画面から行う事ができる。
5)複数のProxmoxサーバーの管理画面へのアクセスが容易。

デメリットは:
1)無料で使えるのは1ユーザーだけで、2ユーザー以上は有償となる。
2)Proxmox VEが物理サーバーの資源をけっこう食うので重い。
3)ウェブ管理画面が今ひとつ不安定。
4)知っている技術者が少ない。

そういう訳で、不安定なところはあるものの、Proxmox VEの物理サーバーを2台、テスト中を継続中です。

以上

サーバー仮想化への道(2):無料版VM Ware vSphere EXSi

Hyper-Vの次に取り組んだのが、仮想化技術のトップ起業、VMWareの無料版ServerであるvSphere EXSiです。(実際に作業していたのは昨年10月下旬)ダウンロードしたソフトをDVD-ROMに焼き付けて導入を開始すると、比較的簡単に(ただしHyper-Vよりは長めの時間で)導入が終了しました。

vSphere EXSiが起動してログインすると、まずはIPアドレス等の設定変更を行います。その後、クライアントPCからウェブ管理画面を起動して、ゲストOSの導入を開始するのですが、外付けUSBドライブを認識してくれません。クライアント用のソフトを設置して、弊社の香港側にいるVMWareをメンテしている技術者にリモート接続でも試してもらいましたが、やはり認識しません。最後の手段で、あたらしいDVD-ROMドライブ(同じくUSB接続)を買ってきて交換し、物理サーバー(vSphere EXSi)を再起動したらようやく認識できました。で、ゲストOSをいくつか導入してテスト運用してみました。

VMWareはやはり仮想化技術のトップ企業。無料版でも機能は多彩。設定画面も(Macで使っているVMWare Fusionほど簡単ではないですが)容易でした。クライアントPCへインストールする専用アプリは秀逸ですが、有償なので1ヶ月の試用期間の後は使えなくなりました。また、無料のウェブ管理画面での使用は、使っていると不安定なところがありました。ゲストOSのコンソール画面の中と外でカーソルの出し入れしていると、カーソルが消えてしまったり。。。

vSphere EXSiを数週間使ってみてわかったメリット、デメリットを列挙します。ますはメリットから。
1)インストールと初期設定が簡単。
2)クライアントPCからの管理画面はGUIが装備され操作が容易。(ウェブ版と専用アプリが用意されている)
3)USBデバイスが比較的容易に接続できる。(自動でつながったDVD-ROMドライブ以外には試していない)
4)CPU資源を1コアずつ設定できる。

デメリットとしては:
1)vSphere EXSiのベースはLinuxなので、管理画面の機能で足らずマニュアルでの設定が必要になった時に、Windows技術者は手が出ない。
2)ウェブ管理画面からゲストOSのコンソールを起動すると、画面の中と外でカーソルの出し入れの操作が必要で不便。また、ウェブ管理画面は若干だが不安定な動作がみられた。

かなり期待した割にはイマイチでした。

以上