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情報共有で経営リスク管理

中国華南で転廠が生み出す経営リスクについて、数回に渡り説明を行ってきました。しかし工場を経営する総経理・副総経理・工場長が、中国の通関や財務の知識を自ら深め、担当者の間違いや不正行為を是正する事は簡単ではありません。どのようにしたら、このような経営リスクを低減させる事ができるでしょうか。

その方法として私は、通関と財務に関連した情報について、社内の各部門が定期的に会議を開き、情報を共有する事を勧めています。

税務申告に必要な販売・購買・在庫の情報と、通関申請に必要な出荷・入荷・材料消費・単価・保税在庫・送金額等の情報は、かなり広範囲な情報を積み上げて作成します。ここで、通関が「情報共有会議」に提出した情報が、社内の各部門が持っている明細情報の集計値と「辻褄が合う」事で、財務と通関が公開した情報に客観性が生まれます。

また、各部門が情報公開して部門間で情報マッチング作業を行う事は、個々の部門の責任者にとって大きな「プレッシャー」となり、情報の隠蔽が困難になり、結果として不正行為を抑止する効果が生まれます。

もし貴方が経営している工場で、各部門の情報に疑問を感じたり、不正行為の可能性を感じているのであれば、「情報共有会議」を導入される事をお勧めします。

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