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海外進出の第一歩★香港で起業しよう(2)

ちょっと前までは、世界でもっとも消費性向が強く市場規模も大きいのは米国でした。ところがリーマンショックの後で状況は一変し、昨年から、世界最大の市場といえば中国を指すようになりました。しかし中国には様々な関税障壁と非関税障壁が立ちはだかり、大手企業もしばしば失敗しています。今回の連載の対象は、海外進出初心者マークの経営者ですので、いきなり中国本土の市場へ進出する事はなかなか難しいと言えます。そこで、海外進出の第一歩として、香港市場への進出を提案します。香港へ進出するメリットは下記の通りです。

1)1104平方キロの面積に700万人が密集しており、非常にコンパクトな市場。
2)高所得者と中産階級が多く、貧富の格差が大きい割りに、治安は極めて良い。
3)消費性向が非常に高い。
4)日本の文化(ファッション、アニメ、衣類、雑貨、食料、酒)等が浸透している。
5)ほとんどの商品の輸出入は無税。
6)規制が少なく、会社登記が極めて容易。
7)アウトソーシングを利用して会社の維持費を低く抑える事ができる。
8)日本と租税条約が結ばれ、利益を日本へ還元させる事が容易になりつつある。

上記の内容を要約すると、香港はコンパクトな市場に消費性向の強い人達が密集しており、日本の文化や製品に大変興味があり、大手家電から100円ショップまで、日本の製品で溢れているという環境を持っています。そして、簡単かつ安価に会社がつくれ、最初はアウトソーシングを利用して毎月の経費も最小限に抑えながら、利益に応じて段階的に規模の拡大を行う事ができるので海外投資のリスクを最小限に抑える事もできるという事です。

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参考資料:
1)今どきの中小企業の中国進出 - 小谷 まなぶ
2)香港(Wikipedia)
3)香港法人の設立の手順
4)持株会社への適用除外要件の緩和と日港租税協定基本合意

 

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